　　　　　陽朔周辺観光

昨夜は　大規模ショウの観賞で遅かったので、今朝は少しノンビリしました。

陽朔は人口31万程度の小さな街ですが　山水風景は豊かで桂林に劣ることなく、
特に我々の泊まった陽朔河畔度暇酒店は　センタ-の4号棟をはさんで7つ8つの
建物が繋がったリゾート風の庭園ホテルで　峰と水に恵まれた朝の景色も秀逸でした。

先の桂林とここ陽朔のホテルは　喫煙OKの部屋が準備されており、当方の部屋は
池に面した広いテラスまで付いていて深夜･早朝の喫煙も十分楽しめました。

今朝は出発も遅いので　朝食をはさんでホテル庭園と水辺の散策も楽しみました。

庭園のはずれの川では川面に周囲の峰々が映り、鶏の声も聞こえ、洗濯風景も
見られて長閑な感じです。

9：30ホテル発で　最初に陽朔から8kほど離れた漓江沿いの福利鎮に向かいます。

ここも1000年の歴史がある古鎮です。

一般の桂林観光ツア－では　陽朔は日帰りかせいぜい1泊なのですが、今回は陽朔
も2連泊なので昨夜の幻想的な夜間ショウのほか、古くからの家並みや雰囲気の残る
古鎮もゆっくり観光できます。

福利鎮は　扇子作りでも有名ですね。

周辺の水辺で採れる孟宗竹を骨として使い、扇面は地元で漉いた紙に花鳥風月・
陽朔風景などすべて手描き。

扇子作りの作業も見学しました。

幼児が母親に見守れながら土産物の露店の店番をしている風景も心和みます。

この古鎮も漓江の水辺に船着場があり、古くからの商流の拠点だったのですね。

11時に福利古鎮をでて　陽朔の中心へ戻り 12時から新西街大酒店で昼食
（椎茸と豆腐の炒め物など。漓江啤酒」も飲みました）。

昼食後はこれも陽朔郊外の「世外桃源」へ。

ここは少数民族の文化紹介を目的とした巨大庭園で陽朔の原風景、洞窟や原生林、
などが豊かで、少数民族の鼓楼など特徴ある建物や　刺繍などの民族民芸品の製作
実演や展示販売の施設もあります。

先ず敷地内を取り巻くように流れる川を船で回遊します。

洞窟水路も進みます。

舟で回遊するというのは年寄には楽で、助かりますね。

そのうちに桃か花杏か咲き誇る花樹も見えてきました。

まさに　桃源郷です！。

一巡りして14:15 出発した入口脇船着場に帰着。

船着場の横にはこの庭園の運営に携わっている少数民族の看板が並んでいます。

広西チワン族自治区内の人口概数4796万人（2015年）
漢民族	61.5％	（概数2950万人）
チワン族	32.6％	(概数1563万人)
ヤ　オ族	3％	(概数1563万人)
ミャオ族	1％	（概数　47万人）
ト　ン族	0.7５％	（概数　36万人)
他に、コーラオ族17万人、マオナン族7.5万人,回族3.3万人など

入口近くの建物群の中でとん侗（トン）族の楽器演奏と歌を見た後、苗（ミャオ）族の
求愛手鞠投げなどを見物し、また刺繍、民芸品販売を眺めてから15時「世外桃源」
を出発　。

最後に漓江の支流の遇龍河に架かる遇龍橋を見物に・・・。

此処の橋の袂は漓江観光用の竹筏の発着場所となっており,沢山の筏が並んでいます。

山と河、樹の緑、筏の点景がマッチしたなかなか良い眺めでした。

これで今日の観光は終りで16：30 陽朔のホテル帰着。

夕食は19時からホテルで。添乗員作成のバラ寿司もでました。

今夜も陽朔河畔度暇酒店に2連泊です。
　